今週の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり173円80銭で、3週連続の値上がりとなりました。また、県内の灯油の店頭価格は18リットルあたり2011円で前の週と比べ2円値下がりしました。
石油情報センターによりますと、25日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり173円80銭で前の週と比べて60銭高くなり、3週連続で値上がりしました。

今後について、石油情報センターは「石油元売りの卸価格が上がるため来週も小幅な値上がりが続く」とみています。
小笠原悠記者:
「日差しもあり風も穏やかで過ごしやすい天気ですが、まもなく12月。冬本番、需要が高まるのが灯油です。こちらの売り場には配達用の灯油缶が並んでいます。またこの時期はスタッフが常駐して対応しています」

仙台市宮城野区のホームセンターでは11月下旬から灯油の需要が増えていて、住民らが買い求めていました。
利用客:
「家の近くにも巡回販売が来るが180円ぐらい違うので」
「(価格は)気になりますね、結構使うので。冬場の光熱費は覚悟しているがどうなることやら」
石油情報センターによりますと、県内の灯油店頭価格は18リットルあたり2011円で前の週から、2円値下がりしました。この店では、27日、18リットル1998円で販売していました。

ダイシン幸町店 樋口知典副店長:
「ほとんど毎日(価格について)問い合わせがある。今後、上がるかもしれないし下がるかもしれない。予測できないが、寒さ対策として事前の備蓄も必要かなと」

本格的な冬を前に客だけでなく店側も石油製品の価格動向を注視しています。