「霊媒師JUN」との出会い、そして妄信
昔から霊感があり、数多くの霊体験を重ねてきたと話す直哉被告。今でも、人の周りに色付きのオーラのようなものが見えるという。
ある日、直哉被告は「霊媒師JUN」と知り合い、徐々に心酔していくことになる。
弁護人:
「『霊媒師JUN』との出会いは」
直哉被告:
「2020年の9月か10月頃。LINEで友達に追加された。詐欺のアカウントかネットで調べたが大丈夫そうだった。JUNは『敦子の知り合いだ』と言っていた」
弁護人:
「本名は聞いたのか」
直哉被告:
「サトウジュンイチと言っていた」
弁護人:
「敦子被告にはサトウジュンイチという知り合いがいるか確認したか」
直哉被告:
「した。『いるけどなんで?』と言っていた」