高校生らを乗せた宮城県の海洋実習船「宮城丸」が気仙沼港へと戻りハワイ沖でとったマグロを水揚げしました。

県の海洋実習船「宮城丸」は14日朝、気仙沼港に帰港しました。宮城丸は、10月2日に出港し、気仙沼向洋高校と宮城水産高校の生徒合わせて31人が乗船して航海や延縄漁の技術を学びました。実習を終えた生徒たちは迎えに来た家族や友人との久し振りの再会を喜んでいました。

実習を終えた生徒:
「家族に会えないのが一番辛かった。(マグロの)しっぽの方に紐を通して結ぶのを学びました」

「はえ縄のマグロ漁や当直、共同生活の仕方を学びました」

14日は、ハワイ沖でとった、メバチマグロなど5トンを水揚げしました。水揚げされたマグロは県内の一部のスーパーで販売されるということです。

また、今回の実習では、コロナ禍で中止していたホノルルでの4日間の滞在が復活したということです。