自然災害やパンデミックが起きた際の観光産業の早期復興を協議する初めての国際会議「観光レジリエンスサミット」が9日、仙台市で始まりました。
会合に先立ち、仙台市青葉区の仙臺緑彩館では「おもてなしイベント」が開かれました。
会場では会合の参加者や東北大学の留学生らが着物の着付けや茶道などを体験し日本の文化に触れました。
東ティモール観光環境省 アントニオ・ダ・シルヴァ局長
「お茶をたてる一連の動作はどれも意味があり、非常におもてなしの精神が込められていると感じた」
「観光レジリエンスサミット」は、観光庁が国連と連携して開く初めての国際会議で、アジア太平洋地域のおよそ10カ国の閣僚らが自然災害やパンデミックからの観光産業の早期復興について協議します。
9日夜、仙台市太白区のホテル佐勘で歓迎レセプションが行われ、10日に閣僚級会合が開かれます。