挑戦のはじまりは、ふるさとへの恩返し

彼のアスリートとしての挑戦は、震災後、支えてくれたふるさとの人々への恩返しから始まりました。

小学校3年生で被災した木下選手、仮設住宅ぐらしの時に出会ったスケルトンへの道を地域の人たちは応援してくれました。

木下選手の母 木下奈々さん:
「やっぱり震災からの復興だったり、誰かのためになるとか、自分が本当にしてもらったことを返していくっていうことなんだろうとは思うんですけど」

スケルトン 木下凜選手:
「その時にできたつながりの人たちもその当時応援してもらったので、やっぱりそういう人たちにもちゃんと胸を張って言えるような成績を残してから辞めようって思いました」