アスリートとして着々とキャリアを積んできたようにもみえる木下選手。しかし、その道のりは、平坦なものでは、ありませんでした。
挫折からの出発
スケルトン 木下凜選手:
「中学校2年生のときにユースオリンピックっていう18歳以下が出れるオリンピックがあって自分は落ちてしまって、ユースオリンピックに出れなくて、そこで一回競技を辞めようかなって」

身体が小さかった中学時代、練習を重ねても全く芽が出ませんでした。スケルトンを辞めたい、素直に家族に相談しました。

すると…。
スケルトン 木下凜選手:
「お母さんから『本当に応援してくれている人たちに辞めるって言えるのか』って言われて、東日本大震災があったときにいろんな人に助けてもらって」