2025年1月、全国の高校生たちが育てた和牛の肉質などを競う「和牛甲子園」に宮城県農業高校が出場します。最先端の技術も取り入れながら初の頂点を目指す「高校牛児(ぎゅうじ)」の熱き挑戦に密着しました。

われら「牛部」!

宮城県名取市にある県農業高校。放課後、牛舎には生徒20人ほどが集まり搾乳や餌やりをしています。

県農業高校3年 牛部部長 星碧虎(ほし・あおと)さん:
「牛部(うしぶ)という部活動で牛が大好きな人たちが放課後に集まって牛を管理する」

牛部では、乳牛と和牛合わせて40頭を世話していて部長の星さんら3年生は、ひと際立派な和牛を担当しています。

県農業高校3年 星碧虎さん(牛部部長):
「スズゴロウといいます。この牛は来年1月に東京で開催される和牛甲子園に出します」