農家の懸念とは
専業農家 齊藤武康さん:
「逆に上がり過ぎて何年か前にあったが、消費者から離れられて次の年に売れなくて暴落したという年があったので、逆に上がり過ぎるとそっちのほうが心配。(消費者の)皆さんにいっぱい食べてもらって消費してもらうことが一番。この値段を持続して、後継者がこれから10年も20年も続けてコメづくりができる農家が残ればいい」
JA全農みやぎは、「コメづくりを継続できるよう、生産コストの上昇を反映させ増額した」と説明しています。

国内では全国的にコメ不足が心配されていて、宮城県内でも8月下旬の時点で品薄状態となっている様子が見られました。しかし、JAは、「今後、新米が出回り次第、品不足から改善が図られていく見通し」とコメントしていて冷静な対応を呼びかけています。

また、コメの価格高騰が懸念されていますが、JAは参考情報として「仮に5キロ3000円のコメを買って炊いた場合でも、お茶碗1杯あたりの価格は39円程度となるためほかの食品に比べれば経済的だと説明しています。