東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の自動車販売店が、能登半島地震で被災した自治体に寄付する中古の軽トラックを22日、現地に送りました。
能登半島地震の被災地に軽トラックを送ったのは、石巻市の阿部勝自動車工業で、石川県の輪島市に3台、志賀町に2台を寄付します。

災害復旧ですぐに使用できるようにと、石川ナンバーをすでに取得し、ガソリンも満タンにしています。
阿部勝自動車工業には、東日本大震災で高さ3メートルの津波が押し寄せ、展示していたすべての車両およそ400台が被災、全国からの支援で再建したということです。
阿部勝自動車工業経営管理部 齋藤一輝グループリーダー:
「(震災の)なにか恩返しができないかということで。復興に使ってほしいのと、大きい荷物を運ぶのにも使えるので、普段使いから復興支援で使ってもらえれば」

送った軽トラックは26日に現地に届く予定です。