なぜ、つながりにくいのか…

さらに、街の人の取材から、救急相談ダイヤルは「つながりにくい」という声も聞かれました。

県医師会こども夜間安心コール#8000運営委員 虻川大樹医師:
「そこは確かに課題です。(ダイヤルの)回線が2本だけなので、なかなか繋がらないこともあるようなんです。そこは利用者から不満の声もでることもあります。ただ、夜中の仕事でベテランの看護師さんということで、なかなか相談員になってくださる方もいないということで、難しい所です」

県によりますと、「#7119」は普段は2回線で、繁忙時間帯のみ3回線、「#8000」は2回線で運用しているということで、回線の少なさが、つながりにくい一因になっているようです。

「救急相談ダイヤル」、まだまだ課題はありますが、必要な人に救急医療を届けるため、まず知って、適切な利用が必要とされています。

ただ、2つのダイヤルは、あくまで相談と助言を目的とするものなので、緊急、重症と考えられる場合は、迷わず119番に電話してください。