課題は認知度の低さ
改めて整理すると、「#7119」は大人向けの救急相談ダイヤル、「#8000」は子ども向けの救急相談ダイヤルとなります。

去年1年間の相談件数は、それぞれおよそ2万3000件で、概ね増加傾向ですが、まだまだ、認知度は高くありません。去年の県民意識調査では「#7119」「#8000」の認知度はともに30%程度にとどまっています。

そんな中、認知度を高める突破口になると期待されるのが、運用時間の「24時間化」です。現在、2つのダイヤルの運用時間帯は平日は夜間のみ、土曜日は午後など複雑かつ限定的になっています。

【#7119の運用時間】
平日 午後7時~翌朝8時
土 午後2時~翌朝8時
日・祝(年末年始)終日
【#8000の運用時間】
毎日 午後7時~翌朝8時