ダイヤルの24時間化、県の考えは…
6月の県議会では、#7119の24時間化を求める質問が出されました。
公明党県議団 遠藤伸幸県議:
「#7119の24時間化を決断する時期だ」
村井知事:
「病院があいている時間に、そこまで必要かもう少し検討したい」

県は、効果を見極めたいなどの理由で、24時間化に現時点では慎重な姿勢です。
救急車の利用を抑制し、ひっ迫する救急や医療の現場の負担軽減につながるとされる救急相談ダイヤル。しかし、運用時間帯が限定されている現状を、救急の現場はどう考えているのでしょうか。
仙台市消防局救急部救急企画課 佐々木隆広課長:
「平日に限定して、#7119を利用できない時間帯、8時~19時までの間の救急要請が仙台市では約6割を占めますので、かなりの数のニーズがあるというのは事実だと思います」

救急現場では、ニーズとのミスマッチが起きているといいます。