東日本大震災でも使われていた

大久保アナ:
「このマンホールトイレいつから取り入れているんですか 」
東松島市役所建設部下水道課 小田島毅さん:
「2009年から設置をはじめました。東日本大震災でも2か所で使った」

大久保アナ:
「13年前も使用したわけですね」

震災を経て、現在ではこんな取り組みも。

東松島市役所建設部下水道課 小田島毅さん:
「東松島市では小中学校の運動会で実際にマンホールトイレを使用しています。保護者が設置、運営、撤去まで全部行ってもらっています。さらにアンケートを取って使用した感想を集めどんどん改善しているところです」

現在、東松島市内には17か所に「マンホールトイレ」が配備されています。

東松島市役所建設部下水道課 小田島毅さん:
「大きな地震が起きてトイレが使えないと、トイレを控える人が出てくる。そうするとエコノミー症候群で命の危険性がある。また、感染症のまん延、精神的なストレス、これは治安にも影響してくるので、そうならないようにトイレを改善している」