日記に記された極限状態

鈴木さんが当時のことを記した日記。避難してきた住民のケアにあたる職員としての苦悩と、いち被災者としての不安が刻まれていました。

鈴木さんの日記:
「物資、食料、水の手配に追われる」

家族の安否すら確認できない中、避難所での業務に追われました。

石巻市市民生活部 鈴木公美次長:
「『夜中、仕事の疲労と家族の安否が不安で胸が苦しくて大泣きした。実家の被害も大きくてなんとかみんな助かってほしい』と書いてある」