明治安田生命J2リーグ第38節、勝ち点1差でJ1自動昇格圏を争う3位清水エスパルスと2位ジュビロ磐田の“静岡三国決戦”ファイナルラウンド(IAIスタジアム日本平14:00KO)は、清水がMF乾貴士のゴールで1‐0とリードして、前半を終了しました。

前節藤枝に敗れ、自動降格圏2位から陥落、残り5試合勝ち続けるしかない清水はスタメン変更をせず、一方、前節の勝利で再び2位に浮上し、勝って清水を突き放したい磐田は、元清水の松原后がスタメン復帰しました。

ゲームは、序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わる展開。清水は14分、乾貴士のスルーパスに反応した中山克広がボールを受けると反転してシュートを放ちますが、ゴールならず。さらに、セットプレーのチャンスも決めきることができません、一方の磐田は26分、FWジャーメイン良がパスカットからドリブルを開始、相手DFをひらり、ひらりとかわして放ったシュートは惜しくも左へと外れます。

ゲームが動いたのは41分、清水はFWチアゴサンタナがMFカルリーニョスジュニオへパス、相手DFがこのボールをクリアしますが、こぼれ球をMF乾貴士がシュート、これがゴールネットにつき刺さります。清水が3試合ぶりの得点で先制し、前半を1‐0とリードして折り返しました。