大雨の影響で土砂崩れが相次いで発生した静岡市では、復旧に向けた静岡県や市などによる現地調査が始まっています。


<滝澤悠希アナウンサー>
「静岡市清水区の寺です。きょうはこの辺り晴れていますが、土砂によって倒された墓がそのままの状態になっています」


静岡市清水区の鉄舟禅寺では、斜面が崩れ約50基の墓が被害を受けました。


現場では9月2日、市の職員や業者が斜面の崩れ方や墓の損傷具合の確認にあたりました。


<鉄舟禅寺 世永天山住職>
「一人でも多くの仏さんが、また同じように納骨、納まるべきところに納められるように努めていきたい」


一方、静岡市駿河区では山の斜面が崩れ、イチゴのビニールハウスに被害があり、県や市の職員約10人が調査に入りました。


いずれの現場も、復旧作業開始のめどは立っていないということです。