静岡県教育委員会は、車検と自賠責保険が切れていたにも関わらず、公務で車を使用した男性教諭を減給の懲戒処分にしました。このほか、2人の教諭を戒告処分としていて、2024年度の懲戒処分はあわせて6件となりました。

「申し訳ありませんでした」

7月25日付で減給3か月の懲戒処分となったのは、県立島田高校に勤務する51歳の男性教諭です。男性教諭は2023年12月、車で通勤中に自転車の高校生との接触事故を起こし、車検と自賠責保険の期限切れが発覚しました。県教委によりますと、男性教諭は2022年1月に気付いていたものの、出張などの公務でも必要な手続きをせずに14回にわたり運転しました。学校の事務職員が複数回にわたり、公務で使用するための手続きを催促しましたが、応じなかったため、そのままになっていたとしています。

また、静岡県立富士宮北高校では、部活動で男子部員のほほを平手で叩いたとして、顧問を務める47歳の男性教諭が戒告処分を受けました。さらに、通勤中に30キロの速度超過をした県西部の小学校の25歳の女性教諭を、戒告処分にしたと発表しました。