「こども未来プロジェクト」今回はフィギュアスケートに打ち込む長野県原村の中学生を紹介します。

氷上を華麗に舞う、フィギュアスケート。

長野県内では数少ない選手の1人が、原中学校3年の入江美友(いりえ・みゆ)さんです。

■入江美友(いりえ・みゆ)さん
「やっぱりジャンプが一番大好きなんですけど、それに加えてスピンとかもいろんな姿勢で回ることができるのがやっぱり楽しいし、滑っていること自体が本当に楽しくて魅力的だなと思います」

浅田真央さんに憧れ、小学3年生から競技を始めた入江さん。

平日は登校前と放課後の1日2回、山梨県甲府市にあるリンクまで片道1時間半かけて通い、技術を磨いています。

■エムエイトクラブ 岩本英嗣代表
「身長が伸びたことによって、回転軸のブレに少し苦労する時期はあったんですけど、今は逆にその身長を活かしたダイナミックなジャンプが彼女の魅力の武器として、すごく成長した部分だと思います」

持ち味は168センチの長身を生かした、“魅せる”演技。

11月の全日本ジュニア選手権には、県内から唯一、2年連続で出場しました。

いま取り組むのは、3回転の連続ジャンプ。

年明けには国体、全国中学校大会と大舞台が控えます。

■入江美友さん
「3回転の連続ジャンプを飛べるようにして今後、トリプルアクセルとか4回転にも挑戦していきたいなと思っています。全国大会で上位にくい込める選手になりたいし、世界大会に今後出られるような選手になりたいです」