こどもたちの夢を応援するこども未来プロジェクト。
きょうは、IT技術のプレゼン全国大会で優勝した上田市の大学生を紹介します。
長野大学の3年生で、企業情報学部で学ぶ池野太心(たいしん)さん。
10月、IT技術を学ぶ全国の学生が集まり、自らのアイデアなどをプレゼンテーションする国内最大級の大会で優勝しました。
(池野さん)「こちらが今開発している化粧品のシュミレーションアプリケーションです」
池野さんがプレゼンしたのは、所属するゼミと化粧品会社で共同開発しているアプリ。
視覚的な質感をCGで忠実に再現することができる技術を使い、仮想空間上で瞬時に様々なメイクを試すことができます。
(池野さん)「アイシャドウです。このシュミレーターの強みはパラメーターをいじることで質感をある程度好きなようにコントロールできるっていう所」
大会では、この緻密な再現力が様々な分野で応用できると、実用性と将来性を買われたことが優勝につながったといいます。
例えば、化粧品や服などのインターネット通販における実物とのギャップの解消や、ネットを介した医療の遠隔治療などでの活用が期待されています。
(池野さん)「私たちの生活をいつの間にかパソコンとかを使っている人を豊かにしてくれるようなっていうOSのシステムの根幹にこのシステムがなれたらいいなと」
池野さんは学生のうちに起業することが目標で、長野県、上田市発のこの技術を世界中で使われるものにしたいと意気込んでいます。















