SBCのこども未来プロジェクト。今回は、陸上の新人大会で大会記録を塗り替えた松本国際高校の4×400メートルリレーのメンバーをご紹介します。

先月完成したばかりの学校のグラウンドで練習を重ねる松本国際高校陸上競技部。

男子の4×400メートルリレーのメンバーは、1、2年生4人。1人400メートルずつ走り、バトンをつなぎます。1600メートルリレー、マイルリレーとも呼ばれる種目です。

中村駿汰(なかむら・しゅんた)さん「自分がだめでも仲間ががんばったりしているのを見ると自分がやんなきゃという気持ちがあったりして、仲間がいることで少し気持ちに余裕を持ちながら走れる」

4人の自信につながったのが、先月行われた中信地区の新人大会。

序盤からトップに出ると、その後もリードを保ち、2位以下を大きく引き離します。

4人が出したタイムは、3分16秒28。それまでの大会記録をおよそ8秒も更新しました。

渡辺直弥(わたなべ・なおや)さん「1人ひとりがタイムが出て、このタイムにつながったのはけっこう驚いています。4人で戦うことで勝った分だけ喜びもあるし、盛り上がったりするのが見どころかなっていう」

2年生の3人は、普段の学校生活でも一緒にいることが多く、練習でも互いにアドバイスを送りあっています。

渡辺直弥さん「全国インターハイの舞台で、入賞するところまで頑張っていきたい」

来年に向けて1人1人の走力をさらに高め、全国の舞台を目指します。