夢に向かってがんばる子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。

今回は、けん玉の全国大会に2年連続で出場した長野県大町市の小学生を紹介します。

白馬村を拠点に活動するけん玉クラブ「K2Y2」。

ここで弟と腕を磨いているのが、大町東小学校6年・飯森小春(いいもり・こはる)さんです。

腕前は小学生の最高段位=5段!

2022年、2023年と、北陸・甲信越地区大会の女子の部で優勝し、2年連続で小学生日本一を決める全国大会(文部科学大臣杯全日本少年少女けん玉道選手権大会)に出場しました。

(飯森小春さん)Q上手にできるコツは?

「コツは穴の位置をあまり変えずに、糸が絡まないようにすることです。ひざを使って衝撃を抑えて、乗せる球をよく見る」

得意技は玉とけんをそれぞれ一回転させてけん先に刺す「ワールウィンド」。

ほかにも、難度の高い技をマスターしています。

小春さんが本格的にけん玉を始めたのは小学4年生の時。

クラブの代表で、教諭でもある小山正博(こやま・まさひろ)さんの授業でけん玉の楽しさを知り、練習を重ねてきました。

(飯森小春さん)「『どのようにすればいいのか』を言葉にして、自分で頭の中で言ったりしながら。例えば『膝を使う』とかそういうことを意識しながらやっています」

「年齢や性別は関係なく、誰とでも一緒に楽しめるところがけん玉の魅力」

と話す小春さん。

将来の夢は?

(飯森小春さん)「けん玉先生になって、

みんなにけん玉の面白さを伝えたりしたい」