「とにかく上達したい」。
7月に行われた世界水泳で、シニアになってから初めて日本代表に選ばれたことが、意識を変えました。

和田選手:
「昔は練習に対して言われたことをやるということが多かったんですけど、今は言われたことをなぜやらないといけないのかという、考え方がすごく変わったということが今すごく大きい」
臨んだチーム種目「フリールーティン」では、スペインやアメリカなど、強豪国を抑えて銀メダルに輝きました。
和田選手:
「今までもらったメダルの中で本当に一番うれしいメダルなので、すごく、そういった意味では重く感じます」
アーティスティックスイミングのコーチをしていたお母さんの影響で、5歳の頃から競技を始めると、小学6年生の時には年代別の国際大会で優勝。
SBCでは、当時の和田選手を取材していました。

当時の和田選手:
(どうしてそんなに努力できるの?)
「うまくなりたいからです」
同じクラブにはリオオリンピック銅メダリストの箱山愛香(はこやまあいか)さんも所属していて、和田選手のひたむきさを評価していました。

当時の箱山さん:
「私が『ここまでは完璧に練習してきてね』って言ったら、本当にそこまでは完璧に練習してきてくれるし、できなかったところを教えるとすぐにそれを直そうとする」
そんな和田選手が抱いていた目標は…。

当時の和田選手:
「できればオリンピックにでたいです、金メダル、あ、メダルが欲しいです」