バリューブックス中村和義さん:
「コンテナの中に入っている本というのは、次に生かそうと思ってピックアップしても生かしきれない本もたくさんあって、このコンテナのものは再生紙になって、本の命を終える。そこに対して本だったよということを、もっといい形で有効活用できないかなとずっと思っていて」
「今回取り組みを始めたのが本から紙を作って、その紙でノートを作って、再循環させる『本だったノート』は文庫本から文庫型のノートを作っています。なのでこういったように、ここで文庫だけをためておいて、この文庫から紙を作って、それからノートを作ったのが『本だったノート』」。
古紙として回収されるはずだった本に新たな命を吹き込んだのが、「本だったノート」です。

バリューブックス中村和義さん:
「パラパラめくったりしてると、所々転々と活字のかけらが残ったりとかしていて、これは本からできているんだというような事が分ったりする」
「例えばここは「れ」が残ったりして、発見する喜びみたいなのがあったりして、(ノート)一つひとつ違いがあって面白いかなと思うのと、本がこういう形でめぐって、形を変えて自分の手元に戻ってくるんだなというようなことが連想できるような商品になっていると思う」