「こども未来プロジェクト」、今回は新体操の国際大会に出場した長野県松本市の中学生を紹介します。
音楽に合わせて伸びやかな演技を見せるのは、松本市の高綱中学3年の花村夏実(はなむら・なつみ)さん。


市内の新体操クラブで週6日、練習に打ち込みます。
花村夏実さん:「大変なこともあるけれど楽しいです。曲に合った表現ができるところと、自分の感情を表に出して踊れることが魅力です」
8月の全国中学校大会では、種目別のリボンで銀メダルを獲得。
さらに今年は、初めての国際大会も。


アジアジュニア選手権と世界ジュニア選手権で、団体戦の日本代表として世界の舞台を経験しました。
花村さん:「緊張というよりもすごく楽しかったし、今まで感じたことない声援も感じられたので、すごくいい経験になりました」
花村さんの強みは、表現力。
ボールの演技では、「ロミオとジュリエット」の音楽に合わせ、物語の世界を描きます。
WingまつもとR.G.の指導者 湯田愛理さん:「曲を理解して一つ一つの音を上手に拾う、それを表現することや、演技の完成度を高めていけるようように練習しています」
難易度の高い技をこなしながら、表情や指先まで気を配り”全身で魅せる“演技は、人を惹きつける華やかさがあります。

そんな花村さんの、夢は。
花村さん:「たくさんの国際大会に出場して、メダルをいただくことが目標です」

輝く舞台へ、努力を重ねています。