SBCこども未来プロジェクト、長野県の松本蟻ケ崎高校書道部の書道パフォーマンス甲子園史上初の4連覇への挑戦です。

愛媛県四国中央市で7月23日に開かれた「書道パフォーマンス甲子園」。

4連覇がかかる松本蟻ケ崎高校など、全国から予選を勝ち抜いた21校が出場しました。

音楽に合わせてパフォーマンスを披露し、6分以内に縦4メートル、横6メートルの紙に作品を完成させ、審査員が書の美しさや構成、表現力など8項目で採点します。

4連覇を目指してきた3年生。

今年のテーマは「原点回帰」です。

鮮やかな色彩は用いずに墨だけを使う手法で、黒と白の世界観を表現します。

会場を埋めた大勢の観客の前で躍動します。

(齋藤衣桜里部長)「3年間頑張ってきたかいがあったと思ったので、15人には本当に感謝でいっぱいです」

(原和乃花さん)「今まで見てきた中で一番鳥肌が立ったしかっこよかった」

(大森ほのかさん)「今までパフォーマンスした中で一番楽しい6分間でした」

(山岡鈴奈さん)「16人でできるのが最後だから悲しい…やりきったなあっていう涙です」

結果は、全国3位。

4連覇こそ逃したものの、堂々たる有終の美。

王者奪還を後輩たちに託し、書道部3年生の夏は終わりました。