飯山市出身でスキージャンプ・銅メダリストの竹内択(たけうちたく)選手。
36歳となった今も、選手、そして自ら立ち上げたプロチームの代表としてオリンピックを目指すベテランの「夏」を取材しました。


朝9時すぎ。

白馬村のジャンプ競技場に竹内択選手の姿がありました。

2014年のソチオリンピック、ラージヒル団体で銅メダルを獲得した竹内選手。


当時、所属していた企業を離れ、自らの力でさらに高い景色を見てみたいと2019年にプロチーム「teamTaku(ちーむたく)」を発足させ、代表を務めながら競技を続けています。

昨シーズン、3年ぶりに出場を果たしたワールドカップ。

「世界の舞台に立つ力」は証明したものの、最高で29位に終わり、「世界で戦う力」という課題を突きつけられました。


■竹内択選手                                   
「ぜんぜんワールドカップでは振るわなかったんですけど、トレーニングの内容でしたり、今の最新の道具であったり、選手のジャンプとかを目の当たりにして、見えてきたものがあるので。それを今シーズン生かしていきたいなって感じです」

悔しさを胸に、4月からスタートした今シーズン。

更なる進化を求めて、コーチに栃本翔平(とちもとしょうへい)さんを迎えました。