中野市で男女4人が猟銃などで殺害された事件を受け、北信猟友会は、青木政憲(あおき・まさのり)容疑者の除名処分を決定しました。
これは、4日午後、飯山市で非公開で行われた北信猟友会の総会で決まったものです。
事件は5月25日、中野市江部(えべ)で男女4人が猟銃やナイフで殺害されたもので、近くに住む青木政憲容疑者が警察官2人を殺害した疑いで逮捕・送検されています。
青木容疑者は、2015年から5年間北信猟友会に所属したあと、更新の手続きをしていませんでしたが、2022年11月に再び入会しました。
北信猟友会は、事件を受け、6月の理事会で青木容疑者の除名処分を検討。
4日に非公開で行われた総会で、全会一致で除名が決まったということです。
会の規約の「暴力行為を行う者」などに該当し、会の信用を失わせる行為を行ったことが除名処分の理由としています。
また、総会では、猟銃の取り扱い方についても改めて注意を徹底しました。
■北信猟友会 竹節芳夫会長
「銃は絶対人に向けてはいけない。そのことについて再確認したし、獲物を狙うならわかるがそうでないときは絶対に弾をいれないこと」 「みんなを守らなくてはいけないものなので、そういうのを再確認した」