長野県須坂市の動物園で飼育されていた、オスのトラ「臥桜(がお)」が死んでいたことがわかりました。ベンガル系のトラとしては国内最高齢でした。

須坂市動物園によりますと、オスのトラ「臥桜」は、6月に、人間でいうと100歳位にあたる20歳を迎えましたが、8月に双子のメス「未桜(みお)」が死に、少し元気がなくなっていたということです。
11月初めに食欲がなくなり、動物園では11月半ばから展示を中止していましたが、12月3日に老衰のため死んだということです。

「臥桜」は2005年に山口県の動物園で生まれ、2008年に須坂市動物園にやってきました。国内で飼育されているベンガル系のトラとしては国内最高齢で、動物園の人気者として愛されていました。
動物園では7日から献花台を置くとともに、「お別れノート」を置いて28日までメッセージを受け付けるということです。
長野県内の動物園では、現時点ではトラが見られなくなりました。












