新年度を迎えたばかりの子どもたちの交通事故を防ごうと、長野県内の通学路で一斉に取り締まりが行われました。

車の通行が禁止されている児童の登校時間帯にも関わらず、進入していく車。


松本市の田川小学校前の通学路でも、警察官が「通行禁止違反」の取り締まりを行いました。


この道路は、登校時間帯の午前7時から8時半まで車の通行が禁止されています。

しかし、幹線道路の抜け道として違反する車が後を絶ちません。

けさも通勤時間帯と重なる7時半ごろから進入する車が増え始め、1時間半の間に20台以上が検挙されました。


■松本警察署交通第一課 岸田和泰課長)「子どもの安全を守るのはドライバーの義務になります。道路標識をよく確認して安全に運転していただきたい」


県警によりますと県内では今年、子どもが絡む交通事故が59件起きていて、1人が死亡しています。