「真空管ラジオ」をご存じでしょうか。
真空に近いガラスの中で電気信号を増幅する装置を使ったラジオで、昭和40年代まで一般的でした。

この真空管ラジオを修理して販売する男性が長野県飯田市にいます。
懐かしいだけでなく「進化」もしている、その魅力とは。

民家にずらりと並ぶ、レトロなラジオ。
スイッチを入れると…SBCのワイド番組が聞こえてきました。

床の間の大型ラジオからも、放送がしっかり聞こえます。

これが「真空管ラジオ」。

真空に近いガラスの中で電気信号を増幅し音を出す仕組みで、戦前から昭和40年代ごろまでの、ラジオの全盛期を支えました。

真空管ラジオを修理したのは長野県飯田市の勝野薫(かつの・いさお)さん、74歳。

手掛けた数は、なんと500台以上で、自宅にはずらりと、貴重なラジオが並びます。