ヒツジを育てているのが…

そのヒツジを育てているのが、生産者の佐々木辰徳さんです。都内や京都、県内の飲食店などに年間30頭ほどを出荷しています。

2019年から、耕作放棄地を整備して、主にサフォークの飼育をスタート。およそ2ヘクタールの広々とした敷地で、80頭余りを育てています。畜舎もありますが、いつでも出入りは自由です。

生産者 佐々木辰徳さん:「草を食んでいる。本来ヒツジってそういうものだろうという部分もある。そうはいっても経済動物なので、配合飼料与えなければというバランスでは、比較的草寄りに考えているので、肉にするのがゆっくりでもとにかくいいもの作りたい。それがあるからこそ、ヒツジらしい味わいが出ている部分もあると思う」

幼い頃から環境問題に関心があった佐々木さん。大学時代には、自然環境の再現を目指すビオトープの研究などにいそしみました。

こうした経験から、ヒツジには無理にエサを与え、太らせようとせず、従来の1.5倍ほどの時間をかけて飼育しています。

生産者 佐々木辰徳さん:「本来あるべき姿は何なのかということを考えたときに、ヒツジは草食動物であるということが第一です。胃もたれさせ続けながら太らせるよりは、日本人の粗食じゃないですけど、ヘルシーなまま仕上げられるようにしたい」