工程は全て自分の責任「やりがいがある」

井上慧さん:「選んだ一つの理由として、やっぱりこの工程。1から10まで自分の責任で進めていけるので、そういうのが楽しいかなと。やりがいあるなって」

大学卒業後、楽器修理の専門学校をへて、埼玉県のフルート製造会社で勤務。

好きな音楽に携わる喜びやものづくりの面白さを知る一方で、全ての工程を一貫して手掛ける職人の仕事に関心を持つようになったといいます。

そんな時見つけたのが、木祖村の「地域おこし協力隊員」の求人。求めていたのは、お六櫛の後継者を目指す人材でした。

井上慧さん:「面接の段階で、4年目からもう独立をちゃんと考えてますと。1年目に売れるようなものを作って、2年目に工房を準備して3年目に回して、4年目でもう生計が立つようにしたいと、そういう話をしましたね」