正しい性の知識を小学生から
「うまれるよ!がんばれ!がんばれ!」
3年生の授業で行われていたのは“出産体験”!布団やシーツを使って、産道に見立てたトンネルを作り、赤ちゃんになった気持ちで、1人ずつ通り抜けてもらいます。

指導する養護教諭の忠地奈美子さん。学校や、保護者の理解を得て、1年生から6年生まで全ての学年で年間3時間ずつの性に関する授業を担当しています。
養護教諭になって16年。インターネットを通じて、誤った性の情報に触れる子どもたちの実態を知り、小学校での正しい性教育の必要性を感じました。
養護教諭 忠地奈美子さん:「きょう2年生にやる『命のもとはどうやって一緒になるの?』という授業の教材です」

文部科学省が定める現行の学習指導要領には、小学校理科や中学校保健で、「受精に至る過程」や「妊娠の経過」を「取り扱わないものとする」、いわゆる「歯止め規定」と呼ばれる記述があります。

そのため、多くの学校現場では「性交」や「避妊」について、触れることを避け、教科書にもほとんど掲載されていません。
しかし「教えることを禁止」するものではなく、忠地さんは、児童の発達段階を考慮しながら、「性交」を含む性教育に取り組んでいます。















