新型コロナの影響で低迷していた長野県内のバスやタクシーの利用が秋口から復調傾向を見せていることがわかりました。

長野・新潟・富山・石川の4つの県を管轄する北陸信越運輸局が、コロナ前の2019年の同じ月と利用者や売り上げを比較したものです。

その結果、高速バスの利用者や売り上げは、2021年、2020年は2割~3割程度でしたが、2022年は9月におよそ5割、10月は6割台まで回復しました。

また、貸切バスも、9月に利用者・売り上げとも6割近くだったものが、10月は7割前後にまで増えました。

路線バスやタクシーも同じような傾向で、北陸信越運輸局では、全国旅行支援が始まった10月から回復傾向が見られるとしています。