県石油商業組合の高見澤秀茂理事長が、18日開かれた理事会で辞任の意向を表明したことを組合の専務理事が明らかにしました。


高見澤理事長は18日松本市で開かれた理事会の中で、「辞任したい」と発言したということです。理事会にはリモートを含めて15人ほどが参加していました。


19日午前、石商の平林一修専務理事が、インターホン越しに取材に応じ、高見澤理事長の「辞任の意向」については、自身もその場で初めて聞いたとした上で、発言は、理事会の最後の方にあったと答えました。

平林一修専務理事:「大変混乱を起こした中で、責任を感じ、対応を進めていく中で自分が身を引いて、新しい体制でやっていく方がいいのではないかということ」


辞任は理事会の承認をもって正式に決定するということで、平林専務理事は、今後、なるべく早く理事会を開き対応にあたる考えを明らかにしました。


県石油商業組合は、北信支部で行われていたガソリン価格のカルテルを容認していたとして11月、公正取引委員会から法令順守の申し入れを受けています。