駅のホームで録音や撮影を行う鉄道ファンの危険な行為が、乗客の迷惑になるケースが多数起きているとして、JR東日本がポスターなどを作り、注意を促しています。
ポスターは、「危険録り迷惑撮り増えてます!!」の文字を中心に配置し、その周囲に、脚立を使っての撮影や、ホームから身を乗り出しての撮影、長い棒状の機材を使った録音、点字ブロックの上で撮影するといった4つのホーム上での危険な行為をイラストとともに載せ、絶対に行わないよう呼びかけています。
JR東日本によりますと、こうした行為によって周囲の乗客の迷惑になるケースが多数起きているほか、線路や設備に接近するなどして、感電や列車との接触のおそれがある行為も確認されいるということです。
松本駅で、およそ40年にわたって列車が到着する際に流れていた「まつもと~、まつもと~」のアナウンスの音声が、11月16日で終了した際にも、長い棒の先に付けたマイクをスピーカーに近づけて録音する行為に対して、感電の危険があるとして注意が呼びかけられました。
JR東日本では、16日からポスターを管内の主な駅に貼りだしたほか、デジタイルサイネージやトレインチャンネルで動画も流すなどして注意を促しています。












