しなの鉄道の小諸駅で20日夜、運転士が列車のホーム側のドアを閉めようとして、誤って反対側のドアを開けるミスがありました。けが人はいませんでした。
しなの鉄道によりますと、20日午後10時半ごろ、軽井沢行きの3両編成のワンマン列車が小諸駅を出発する際、運転士がホーム側のドアを閉めようとして、誤って反対側のドアを開けました。
運転士はすぐにミスに気づいて、転落した乗客がいないかを確認してドアを閉めたということです。
当時およそ40人の乗客が乗っていましたが、けが人はいないということです。
列車は安全確認のため、およそ7分遅れで小諸駅を発車しました。
しなの鉄道では、運転士がドアの開閉ボタンを押し間違えたとみて、再発防止に努めるとしています。