背丈は2メートル以上になり、鮮やかな黄色い花を咲かせる「菊芋」。


長野市朝陽地区の住民たちが栽培する、千曲川河川敷のおよそ30アールの畑では、9月中旬ごろに花が咲き始め、見ごろとなっています。


菊芋は、食物繊維「イヌリン」が豊富に含まれていて、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるとも言われ、“天然のインスリン”とも呼ばれる健康野菜です。

朝陽地区では、菊芋を地区の特産にしようと10年前から栽培に取り組み、収穫した芋を使って焼酎を作っています。


雨が少なかった今年、影響は菊芋にもー。

あさひかがやき事業実行委員会 小林博実行委員長:「この辺ずっとまばらになっている40~50センチ(間隔で)(種芋を)植えていたが枯れてしまった。砂地だからなおさら、雨量が少なかったことが一番の原因、それと猛暑」


収量は例年の半分=300キロほどになる見込みですが、予備の畑の芋も使い焼酎を作りたいと考えています。

あさひかがやき事業実行委員会 小林博実行委員長:「天には逆らえないから、うまく工夫して対応するしかない」


10月には、収穫イベントも予定しているということです。