世界陸上男子1万メートル決勝に、佐久長聖高校出身の鈴木芽吹(すずきめぶき)選手が出場し、前半には先頭でレースを引っ張る走りを見せました。

初の世界陸上出場となった佐久長聖高校出身の鈴木芽吹。

25人が出場した14日夜の男子1万メートル決勝は、序盤は超スローペースでしたが、2800メートル付近から、2024年のパリオリンピック™に出場した葛西潤(かさい・じゅん)とともに、交互に先頭に立ち、集団を引っ張ります。

しかし、5000メートル以降、アフリカ勢を中心にペースが上がると、鈴木は後退。

最後は、上位にトラック半周以上の差をつけられ、20位でレースを終えました。

鈴木芽吹選手:
「走ると数字として結果を出したいという欲がすごく出てきたので、次はもう一回代表に選ばれるように頑張って、もっと上の順位にいきたい」