15日は敬老の日。
長野県内の最高齢は、青木村に住む112歳の宮澤たけ子さんです。
宮澤さんは、1913年、大正2年6月29日生まれの112歳です。
宮澤さんが生まれた1913年には、長野県内では、8月に木曽駒ヶ岳に登っていた中箕輪高等小学校の教員と生徒ら38人が遭難し、11人が死亡した遭難事故が起きました。
のちに新田次郎が、この遭難を題材にした小説「聖職の碑」を書き、映画にもなりました。
一方、男性の最高齢は、佐久市の木内治郎(じろう)さんで、1918年、大正7年1月4日生まれの107歳です。
また、県が、9月1日に行った調査のまとめによりますと、15日時点で県内で100歳以上となる高齢者は、男性が367人、女性が2294人の合わせて2661人で、女性が男性の6倍余りになっています。
2024年度に比べて男性が26人、女性が90人それぞれ増え、過去最多を更新しました。
このほか2025年度中に100歳になる人は、男性が249人、女性が1129人の合わせて1378人で、こちらも2024年度を129人上回って過去最多となっています。