「いつか自分の店を…」そんな夢を持ちながらも踏み出しきれなかった中、宮本さんは生徒のママたちの思いを聞いて、決心しました。
オーナー宮本明子さん:「皆さん技術を持っていても、夢を持っていても、なかなか実現する場所がないとかタイミングがない、そういう方たちと、1人では出来ないことでもみんなで力を合わせて夢を実現する場所をと思って」
店の営業日でも、朝は、家庭の仕事から始まります。仲良し兄弟の隼輔くん(10)と侑征くん(6)。子どもたちの面倒を見たり家事をしたり、出発まで毎朝バタバタです。この日は、病み上がりの隼輔くんを送り届けてから、侑征くんを幼稚園に。
いつも店に到着するのは午前9時前後で、それからパンを焼き、開店準備に取り掛かります。

オーナー宮本明子さん:「8時9時に(子どもを)送ってから来るのでどうしても11時(オープン)が限界かな」