自民党長野県連は7月の参院選の結果などを受け党本部に対し総裁選の早期実施を求めることを決めました。
長野市内で3日、開かれた会議には県関係の国会議員や県議、支持団体などからあわせて40人余が出席しました。
参院選長野県区では新人の藤田ひかるさんが立憲の羽田次郎さんに大差をつけられ落選、また、衆院に続き参院でも与党が過半数を下回る結果となり、県連の宮下一郎会長は「自由民主党がどうあるべきかということも問われた選挙ではないか」と述べました。
会議は冒頭を除いて非公開で行われ総裁選の早期実施を党本部に求めることを決めました。
宮下会長によりますと、会議では石破総裁の責任を問う声も上がったものの、総裁選を通じて自民党がどう再生していくのかしっかり議論したうえで新しいリーダーを決めていくことが望ましい、との方向でまとまったとしています。
また、県連としても活動や運営などを検証する新たな組織を立ち上げることになりました。