長野県上田市は、市内の温泉施設で本来は無料の未就学児から利用料金を徴収していたことがわかったとして、およそ470万円を返金することを明らかにしました。
利用料金を誤って徴収していたのは、上田市地域振興事業団が管理を請け負っている真田温泉健康ランドふれあい真田館です。
市によりますと、未就学児の利用は市の条例で無料ですが、施設側が認識を誤り、スイミングスクールを受講している未就学児に対し、誤って小中学生の利用料金およそ250円を徴収していたということです。
対象者は少なくとも2009年以降に利用した延べ474人で、総額はおよそ470万円にのぼり、今後返金するということです。
ミスは、上田市の20周年事業で小中学生の温泉施設利用料の無料化が話題に上がり、未就学児から料金を取っていたことがわかったものです。