中央アルプスの空木岳(うつぎだけ)付近で、転倒して大けがをした東京都の61歳の男性が、一夜明けた9日朝、ヘリコプターで救助されました。
救助されたのは、東京都世田谷区に住む61歳の音楽家の男性です。
木曽警察署によりますと、男性は8日、2人パーティで駒ヶ根市の千畳敷から入山し、空木岳と東川岳の間にある木曽殿山荘へ向かう途中で転倒して、足にけがをしました。
男性は、午後5時半過ぎに、警察に救助を要請し、8日の夜は、木曽殿山荘に宿泊しました。
救助の要請を受けて、一夜明けた9日に長野県警のヘリコプターが出動し、午前8時過ぎに男性を救助し、木曽町内の病院に搬送しました。
男性は、足の骨を折る大けがの模様です。
男性らは、木曽殿山荘に宿泊した後、9日に空木岳に登る予定でした。