鳥インフルエンザへの感染が疑われていた長野県飯田市で見つかった野鳥は、遺伝子検査の結果、陰性と確認されました。

飯田市では3月18日に野鳥の「ノスリ」の死がいが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。

このため長野県は、京都産業大学に委託して、より精度の高い遺伝子検査を行っていましたが、23日陰性と分かりました。

発見現場から半径10キロの「野鳥監視重点区域」も、23日に解除されました。

県内では3月13日に、長野市内で死んでいたオオタカから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されています。

鳥インフルエンザは通常、人には感染しませんが、県は引き続き飼っているニワトリなどの健康観察や感染防止を呼びかけています。