おやきやそばをはじめとする信州の粉もの文化。
長野県内では古くから米の代わりに小麦やそばを栽培し、食していたとされています。
いわゆる「令和の米騒動」も起きる中、信州に残る郷土食に注目しました。
庄子賢一農水大臣政務官:
「政府備蓄米を活用した対応案等についてもご説明させていただきます」
コメの高値が依然として続く中、政府は1月下旬、備蓄米を放出できるようにする制度を新設。
条件付きで集荷業者に備蓄米の一部を売り渡すことで、コメの価格を下げようとようやく動き出しました。
そうした中、地産地消で味わう信州の郷土食に注目しました。
教えてくれるのは、須坂市豊丘地域づくり推進委員会女性の会、会長の立野照子(たつのてるこ)さんです。
中澤アナウンサー:
「この辺り北信で、よく召し上がる粉もんがあると聞いているんですが」
立野さん:
「そうですね。よくほら夕飯にちょっと何か足りないなって、ご飯これしかないけど、あとなんか主食欲しいなっていうときにこのひんのべ」
中澤アナウンサー:
「ひんのべ?」
立野さん:
「お粉をこねてちぎって」
中澤アナウンサー:
「いわゆるすいとん?」
立野さん:
「だから場所によってすいとんだったり、とっちゃなげになったり」
中澤アナウンサー:
「とっちゃなげってところもあるんですか?」
「ひんのべ」は生地を引き伸ばして入れるところから、その名がついたとされる北信の郷土食。

小麦粉から作る生地のほかに、材料は自家製の野菜を使います。
中澤アナウンサーと立野さん:
「この辺りでとれたものっていうものなんですか?」
「小麦粉から野菜からね、買ったのはこれだけ」
「揚げだけ?」
「はい」
「じゃあお味噌は?」
「お味噌は自分で作ってます。お豆も自分で作って」
「本当にじゃあもう、その家のひんのべができるってことですね」
「そう、お味噌の味だって、その家その家で味が」
「違いますもんね」












