しなの鉄道の軽井沢駅の係員が3日朝、一旦起きた後、再度寝込んだため、改札口の営業開始時間が遅れたほか、列車1本に遅れが出ていたことが分かりました。

しなの鉄道によりますと、軽井沢駅の係員が、3日朝、一旦起床したものの、再度寝込む、いわゆる二度寝をしたため、本来午前6時から営業している駅3階の改札口のシャッターが閉まったまま、営業開始時間が、およそ31分遅れました。

この間、6時11分着の上りの普通列車から20人が降りましたが、列車の乗務員が1階の通用口へ誘導したほか、6時18分発の下りの始発列車については、乗務員が誘導して乗客を乗せる対応を取ったことから、発車が10分遅れました。

遅れた長野行きの下り列車に、乗車できなかったなどの申し出は、ないということです。

しなの鉄道では、宿直室に注意を喚起する文章を掲示するほか、駅長による面談などでの教育や指導を再度徹底して、再発防止に努めるとしています。