長野県軽井沢町で大学生など15人が死亡したスキーツアーのバス事故から15日で9年となるのに合わせて、13日、ゼミ生4人を亡くした法政大学名誉教授の尾木直樹さんが、事故現場を訪れ、教え子を悼みました。


事故は2016年1月15日午前1時52分ごろ、軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで、都内から県内に向かっていたスキーツアーの大型バスが時速およそ96キロでカーブを曲がりきれずにガードレールに衝突し、崖下に転落。

大学生13人と運転手2人のあわせて15人が死亡し、26人が重軽傷を負いました。

長野地裁は23年、事故を未然に防ぐための注意義務を怠ったなどとして、業務上過失致死傷罪に問われたバス運行会社の社長と運行管理者だった元社員に実刑判決を言い渡し、2人は控訴しています。


13日午前、尾木さんは現場に設けられた慰霊碑「祈りの碑」に、4人の写真を立てて、事故の犠牲となった教え子を悼みました。

尾木さんは、「事故はきのうのことのように覚えている、悔しくて仕方がない、残念な思いでいっぱい」と述べました。

そして、「大学のゼミの仲間は31歳から32歳になって、4人の分まで生き抜こうとして頑張っています。安心してください」と4人に語りかけました。