長野県の南部、愛知県と静岡県に接する天龍村に古くから伝わる「坂部(さかべ)の冬祭り」。
夕方から次の日にかけて舞が続けられるという伝統の行事が、今年も行われました。


天龍村の大森山諏訪社(おおもりやますわしゃ)に室町時代から伝わる「坂部の冬祭り」。

毎年1月4日の夕方から翌日にかけて行われ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

五穀豊穣や健康などを願い、神子(かみこ)と呼ばれる人たちが煮えたぎる湯の釜の周りで舞を披露し続けます。

舞が始まって12時間が過ぎた翌朝6時ごろ、大きなまさかりを持った赤鬼が現れます。

祭りの一番の見どころです!

赤鬼がまさかりを松明(たいまつ)に勢いよく打ちつけると、あたりに火の粉が舞いました。

迫力ある祭りを楽しみに県内外から訪れるファンもいます。

東京から:
「神聖な気持ちで見られてとてもうれしいです」

東京から:
「長い時間かけて神様を下ろしたりとか、こうやって残っているのが貴重だなと思って」

平松雅隆(ひらまつ・まさたか)氏子総代:
「小さいころにこのお祭りを見て育っていった人たちが思い出して帰ってきてくれる」
「神様に元気をもらって1年を元気に過ごしてほしい」

住民が少なくなる中、今年は有志などの協力を得て、およそ40人で開催した祭り。

活気と熱気に包まれたまま、昼頃まで続きました。