忘年会のシーズンですが、長野県内の企業では、コロナ禍で宴会離れが進み、以前の水準までは戻っていないと言います。
忘年会事情を取材しました。


「かんぱーい」

年末のこの時期、酒を提供する飲食店は活気にあふれます。

20代:
「みんなでわいわい飲めるのは、めちゃくちゃ楽しいです」

「飲酒運転気を付けて」

17日には、警察などが長野市の繁華街で、飲酒運転の防止を呼びかけるパトロールを実施。

忘年会ムードが高まっています。

40代:
「5類になってから今までたまっていたものが出てきたというか」

2023年に、コロナウイルスは5類に移行。

週末のこの日、長野駅前は、忘年会の人たちで賑わいました。


東京商工リサーチ長野支社によりますと、県内の136社を対象にしたインターネットによるアンケートで、今年、忘年会・新年会を実施すると回答した企業は、66.2%。

コロナ禍の3年前に比べると、実施率は、40ポイント以上も増加しましたが、中にはこんな人も…


20代の2人:
会社の忘年会は?
「ないですね」
「忘年会っていう名前の飲み会は無いですね」

会社の同期で忘年会をしていた20代:
「あんまり会社の上の人とか下の人とかというのは無いですね」

忘年会に対する考え方も年代によって差がみられます。